日時:11月24日(火) 16:30-17:30
場所:KEK3号館425室
演題:MEG測定器
講師:内山雄祐氏(東京大学物理国際研究センター)
概要:
 レプトンフレーバ保存を破るμ粒子の崩壊μ→eγを探索する MEG実験は昨年、本格的な物理データ取得を開始しました。 10-13という感度を達成するには革新的な測定器が不可欠です。 MEGでは独創的なアイデアを盛りこんだ測定器を開発・製作してきました。 特に液体キセノンを用いたガンマ線検出器はトンスケールの 液体キセノン検出器として世界に先駆け実用化に成功し運転を続けて います。そのほか、陽電子検出器、DAQ、解析手法などで独自の 測定技術開発を進めてきました。
本講演では、MEGで用いられる検出器及び測定技術に関して報告致します。