測定器開発室について

 
 
 
 
 
 
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これまでの測定器開発室のプロジェクト

DAQ : ネットワークで高速データ収集
(DAQプロジェクトは大きな成果を上げ、2010年3月に終了しました。)

「データ収集」という技術は、一千万にも及ぶセンサー群(アトラス実験の場合)からの情報をきちんと整理してコンピュータに記録することを担当します。センサー群とコンピュータを結ぶために、インターネットを支えるネットワーク技術が大活躍しています。しかし特別な性能も要求されるため、様々な技術開発も欠かせません。ネットワークで結ばれた多数の機器を効率的に制御する仕組みが重要な鍵です。私達はロボットテクノロジー研究者とも共同研究をしながら、ネットワークによるデータ収集の新しい枠組み作りに、取り組みました(図6)。


粒子検出器                    コンピュータ

[図6]

アトラス実験などでは実験データを読み出すセンサーの数が一千万台に及ぶ。膨大な数のセンサーからデータを読み出して、素粒子反応の全体像を瞬時に再構築するために、インターネットの制御に用いられるネットワーク技術などを最大限に活用するための研究が進められました。